2019年10月02日
ウール混のふとん の定番差し替えについて
もめんの布団より軽く、羽毛よりも重いほうが良い。
といった場合、ウール混(ウールとポリエステルのミックスわた)のふとんが当てはまるでしょう。
ずっと前、安いふとんの代名詞のようなウール混ふとんでしたが、震災を境にでしょうか、もっと前からでしょうか、コスト高になり、安い布団といえばポリエステル100%のふとんに置き換わられました。
以前から、ポリエステル100%のふとんは、高機能な繊維材料商品は別として私たち寝具専門店では売るような品物ではありませんでした。
蒸れる、ホコリっぽい、快適でない、日本の気候には合っていないなどなど。
ウールが30%でも50%でも入ることで、寝環境は快適であり、昔からそれがわかっていました。
ですから、リーズナブルなふとんでもウール混にするべく、販売するために、昔より入れ目を少なくしたり、安い側地を採用したりして、現在、主に提供してきています。
でも、やはり、ウール混のふとんは、その昔から作ってきたように、綿100%のしっかりしたウール専用の側地で、本来の入れ目で、しっかりしたものが、快適であることがわかってますから、本当はそういった製品を届けたいと思っています。
令和になって、すこし気づいたことですが、無理に安く作った製品より、本来のきちんとした製品が欲しいといった考え方にお客様も変化してきたような、気がしますが、たまたま買い替え周期が長い寝具の、買い替え需要が今なのでしょうか。本来のしっかりしたウール混の寝具のお求めが、多くなってきたようです。
今までは、中身の少ない安いウール混ふとんを定番として在庫をしていましたが、これからはこの本来のウール混ふとんを定番として、いつも店内に置くように決めました。店内在庫が切れた場合でも、工場在庫があれば、1〜3日で入荷します。
宜しくお願い致します。