ポリエステル寝具の弊害もめんふとんの良いところ

2016年03月26日

もめんふとんの打ち直し・仕立て直し(2016/3再掲)

この記事は、2012年12月にアップしたものを、2016年に修正して再掲いたします。消費税率等金額の変更を行っております

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お問い合わせいただきありがとうございます。

打ち直し・仕立て直しにつきましては、こちらのホームページもご参照ください


打ち直しは、今お使いになっている布団の中綿を取り出し、打綿機というマシンにかけ、綿をほぐしなおし、1枚が0.3kgで厚さ2〜3cm、畳一畳分くらいの大きさのものを、何枚にも成型しなおす工程です。
昔は、綿をバイオリンの弦のようなものでバンバン叩いて解し直していました。たまに香港映画の中で出てきたりしています。

仕立て直しは、打ち直しした綿を、新しい側地に合わせて積み重ね、職人技で、布団製品に仕上げることです。

当店では、打ち直し、仕立て直しという表現を以上の内容で使っています。昔は打ち直しだけ注文を頂き、布団作りはご家庭で行う家もありました。最近は、布団製品に仕上げるまでの打ち直し・仕立て直しが多くなっていますが、打ち直しだけのご注文を、今でも承っています。


追記させていただくと
敷き布団の場合

(1)打ち直し工賃=お預かりした中綿重量(約7kg)とすると
@750×7kg=5250円

(2)新しい側地、@1000/mの生地でシングル103cm巾200cm丈とすると
@1000×4m=4000円

(3)綿入れ工賃、シングル敷きの場合
@2500×1枚=2500円

(1)+(2)+(3)=11750円
消費税8%の場合、消費税額940円
総額¥12690.-となります。

7kgの中綿を打ち直しすると、ほこりや乾燥などで10%目減りします(約6.3kgで戻ってくる)
そのため、元量で仕上げる=(7.0kgの中綿の入れ目にする)には0.7kgの新しい綿を足します。
新しい綿の足し綿代が追加で発生します。
綿の一枚の重量は約0.3kgですので、2枚ちょっと足して計7.0kgで仕上げることが元量まで足すという意味です。(2枚ちょっとですと、ご請求は3枚分になります)

足し綿をした場合の目安金額は、総額¥14000前後になります。

足す、足さないはお客様の判断ですから、今よりも軽いほうがよろしければ足さなかったり、入れ目を減らせば良いわけです。入れ目を減らせば軽いが薄くなります。

以上、ご参考いただければと存じます。
宜しくお願いいたします。





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